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汗には塩分がどれくらい含まれるの?塩分濃度の測定方法などのまとめ

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暑い季節になると汗をたくさんかくことで、塩分の補給が必要と言われます。

さて、そうなると気になるのが汗の中には実際には

どのくらいの塩分が含まれているのか?ということです。

 

今回の記事では汗にはどのくらいの塩分が含まれているといわれているのか?や、

自分の汗の中の塩分の測定方法についてまとめました。

汗には塩分がどれくらい含まれるの?

最近は熱中症対策としてこまめに水分をとることが推奨されていますが、
汗をかいたら塩分を補給する必要があるのでしょうか?

 

人の汗は約99%が水分で、
汗に含まれる塩分量は0.3%くらいといわれています。

 

汗を舐めると結構塩分を感じるのですが、
意外と少なくてびっくりです。

 

厚生労働省が行った平成25年国民健康・栄養調査よると、
日本人の1日あたりの平均塩分摂取量は「男性:約11.1g 女性:約9.4g」でした。

この数値は目標摂取量よりも2~3g多いといわれています。

 

さらに、汗を作り出す汗腺には
汗から塩分を再吸収するという仕組みがあります。

 

そのため、よほど大量の汗をかかない限りは
普段の食事以上に塩分を補給する必要はないといえます。

 

しかし、体内の塩分が不足すると
頭痛や倦怠感、疲労感、食欲不振や吐き気などの症状が現れたり、
急激に減少すると筋肉のけいれんを引き起こすこともあります。

 

特に持病がある人は、
担当の医師や管理栄養士と相談するなど塩分の調整を行うことが大切です。

汗に塩分が含まれるのと含まれないのがあるのは?なぜ

運動のとき、真夏、湿度の高い日、暖房の効いた部屋など、

汗をかくタイミングは人それぞれですね。

 

子どものころから当たり前に知っている「汗はしょっぱい」という事実。

 

なぜか、と問われると正確に答えることは難しいかもしれません。

その理由を見てみましょう。

 

汗の成分は、99%は水です。

しかしながら、残り1%が塩分となります。

 

具体的には、塩・乳酸・尿素で構成されています。

人間の体の中の血液は塩分を含んでおり、

その血液から作られる汗には、血液中の塩分が含まれます。

 

そのため「汗はしょっぱい」ということになるのです。

しかし、厳密に言うと「しょっぱい汗」と「しょっぱくない汗」があるのです。

 

汗の量が少ない場合には、

汗が皮膚の外に出ていくまでの過程で、塩分が再吸収されるので、

皮膚の外に出てくるころにはしょっぱくなくなるそうなのです。

 

汗が大量に出るときには、急激に汗が出てくるので、

塩分を吸収する時間がありません。

 

そのため大量の汗をかく場合には、汗がしょっぱくなるといわれています。

汗の塩分濃度が高いとどうなる?

汗は臭いなどが気になりあまりかきたくない方が多いでしょう。

しかし汗には「悪い汗」と「良い汗」があるのをご存知ですか?

 

「悪い汗」は塩分濃度が高くベタベタしているのが特徴です。
皮膚にいる菌の餌になりやすく、臭いの元になってしまいます。

 

また汗の塩分濃度が高いぶん身体の塩分が失われ疲れやすくなったり、

夏バテや熱中症のリスクを高めてしまいます。

 

逆に「いい汗は」ほとんどが水でサラサラしているのが特徴です。
そのため皮膚から蒸発しやすく、

体温調整を円滑に行うことができ熱中症にもなりにくくなります。

 

この2つを分ける原因は何でしょうか。それは「汗線」です。

 

汗線には汗を作り出すだけではなく汗から塩分を再吸収する働きがあります。
しかし汗線の機能が低下すると再吸収がうまくいかず、

塩分濃度が高い汗である「悪い汗」が出てしまうのです。


そのため「いい汗」をかくには汗線機能を上げなくていけません。


汗線を鍛えるおすすめの方法は3つあります。

 

まず1つ目は「ゆっくりとお風呂に入る」ことです。
特に夏などはシャワーで済ましがちですが、できるだけお風呂につかりましょう。

 

入浴後にすぐエアコンが効いた部屋で身体を冷やすと

効果が半減してしまうので注意して下さい。

 

2つ目は「有酸素運動」です。

軽く汗ばむ程度の運動がポイントです。水分補給も忘れずに行いましょう。

 

3つ目は「クーラーの温度を下げすぎない」ことです。
理想的な温度設定は26度から28度だといわれています。

 

仕事先やお店の中など自分で設定できない場合は

直接エアコンの風があたらない場所に移動したり

何か羽織るなどの対策をして下さい。

 

汗には体温調整だけではありません。

 

肌の保湿や刺激からの保護など美肌にもかかせないものです。
「いい汗」をかいて汗と上手に付き合っていきましょう。

汗に含まれる塩分濃度の測定方法

汗の塩分濃度を測定する方法は、市販の塩分計を使用すると測定できます。

 

体温計のような形状ではなく、

お皿状の場所に液体を入れて測定するタイプで計測します。

 

汗の塩分濃度と発汗量を掛けると運動による汗の塩分量も算出できます。

少量の汗では測定が困難です。

そこで、しっかり汗をかくまで運動することが前提条件になります。

 

実は、発汗部位によって汗の濃度が異なることの影響です。

また、かいた汗と蒸発して塩分濃度が高くなった汗が混ざると正確な塩分濃度にはなりません。

 

この点に注意して測定しましょう。

 

 

汗の集め方は、スプーンですくい取る方法をおすすめします。

汗が流れるように出るまで運動した後、顔の汗を乾いたタオルで拭き取ります。

 

直後に浮き出てきた汗をスプーンですくい取って塩分濃度を測定します。

タオルで汗を拭き取る理由は、濃度が濃くなっているからです。

 

その直後に浮き出た汗は、塩分濃度に違いはないと思われるので、この汗を使います。

運動前に体重を測定し、運動後に再度体重測定をすると、減った体重が汗の量です。

服を着ていると正確な量はわかりません。

 

運動前と運動後は乾いた下着だけを着用するなど条件を揃えます。

汗の塩分濃度の測定は、塩分摂取量の算出に役立ちます。

減塩生活を実践している方だけでなく、アスリートの脱水症予防にも効果を発揮します。

 

ゆとりのあるときに測定し、健康維持に活用しましょう。

まとめ

今回の記事では汗にはどのくらいの塩分が含まれているのか?や、

汗の中の塩分量の測定方法についてお伝えしてきました。

 

なめるとしょっぱいと感じる汗でも実際にはほとんどが水分であることは分かりました。

塩分濃度の測定についても測定器を用意できれば、

難しい作業はありませんでした。

 

塩分の採りすぎにも注意が必要ですが、不足についても注意していきたいですね。

 

 

今回お伝えしたいことは以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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シゲキ
シゲキ

一人暮らしをしていると、家のコトは全部自分でやらなければいけません。ただ、わからないことがあっても聞ける人がいないのでネット中心にリサーチしています。リサーチして実践してみて便利だなと思ったことをお届けしていきます。

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