残暑見舞いの例文。会社の重要な取引先、お客様への書き始めや本文についてのまとめ

会社に所属していると季節の挨拶はとても重要なことになります。
特に夏の挨拶は基本的に暑中見舞いになり、
挨拶が遅くなってしまったときに残暑見舞いを送ることになるため、
失礼のないような対応が必要になってきます。
今回の記事では残暑見舞いの書き始めや終わり方、
本文について各シチュエーションにあった例文をまとめましたのでご確認ください。
残暑見舞いの例文~会社の重要な取引先向け~
残暑見舞いの書き始めと終わりは、取引先に対しては、
定型文を利用すると礼を失することもなく、安心です。
それでは例文を紹介します。
残暑お見舞い申し上げます。
平素は、格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
立秋を過ぎても暑い日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
夏のご挨拶が遅くなり、申し訳ございません。
おかげさまで私どもは大過なく過ごしております。
暑い日が続きますが、くれぐれもご自愛ください
令和〇年 八月」
このように日頃の取引への感謝を伝え、相手の体調を気遣います。
近況報告は、元気で過ごしている程度にとどめます。
本来、夏のご挨拶は暑中見舞いですので、
残暑見舞いになってしまったことに対するお詫びも必ず添えましょう。
また、近況報告を添えたい場合の例文も紹介します。
「残暑お見舞い申し上げます
平素は、格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
今年は残暑が厳しいですがお変わりございませんでしょうか。
上半期は業界全体が厳しい状況でしたが、
おかげさまで無事、乗り切ることが出来ました。
新商品の売れ行きもよく、明るい報告ができますことを心より感謝申し上げます。
涼しくなるのは今しばらく先になりそうですが、○○様もどうかご自愛くださいませ。
令和〇年 立秋
取引先あっての商売ですので、
感謝の気持ちを伝えることは大切です。
営業担当であれば、結びの言葉の前に、
「引き続きおつきあいくださいますようよろしくお願いいたします」を加えます。
残暑見舞いは、欠かせないビジネスマナーです。
普段の取引だけでなく、夏の挨拶状を出すことにより、
大切な取引先と位置付けていることを伝えましょう。
残暑見舞いの例文~会社のお客様むけ~
残暑見舞いの書き始めは一般的に
「残暑お(御)見舞い申し上げます」とすることが多く、
目上の場合には「暑中お伺い申し上げます」などを使う場合があります。
続けてお客様に対して思いやる気持ちを書くことが一般的であり
「平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます」
「平素は格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございます」
「平素は格別のご厚情を賜り誠にありがとうございます」
「平素は格別のご厚情にあずかり厚くお礼申し上げます」
「平素は格別のご厚情を頂き誠にありがとうございます」
「平素は格別のご厚誼を賜り誠にありがとうございます」
などのビジネス文を利用します。
終わりの言葉としては「ご愛顧くださいますよう」
などの言葉があり、あとに続くフレーズには
「ご愛顧くださいますようお願い申し上げます」
「ご愛顧のほどお願い申し上げます」
「ご愛顧(を)賜りますようお願い申し上げます」
「ご愛顧(を)頂きますようお願い申し上げます」
があります
残暑見舞いの例文~恩師むけ~
残暑見舞いを恩師むけに書く場合、
書き始めや終わりは目上の人に対する定型文を利用しましょう。
「残暑お見舞い申し上げます」
「立秋を過ぎても連日厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか」
または
「先生におかれましてはいかがお過ごしでしょうか」などと続けます。
必ず相手を気遣いましょう。
そして、近況報告や故郷を懐かしむ言葉を添えます。
「大学ではゼミも始まり、充実した日々を送っています」
「子どもが小学生になり、先生との日々を懐かしく思い出しています」
など、簡潔に伝えます。
元気に過ごしていることを伝え、
相手が心配するような内容は避けましょう。
「しばらく帰っていないので、来年あたりは帰省するつもりです。
できれば先生ともゆっくりお会いし、成長した姿を見ていただければと思っています」
など、予定があれば添えましょう。
最後に、
「しばらくは暑い日が続きますが、お体を大切にお過ごしください」
と結びます。
卒業しても、恩師はいつもあなたのことを気にかけています。
手紙を受け取ると、在学中の顔が浮かぶという方も多くいらっしゃいます。
先生の教えが役に立っている、
今さらながらあの頃もっと頑張ればよかったなど、
思い出とリンクさせる言葉もおすすめです。
今年は、暑中見舞いや残暑見舞いなど、恩師に夏のご挨拶状をだしてみませんか。
まとめ
今回の記事では残暑見舞いの例文についてお伝えしてきました。
失礼のないようにする必要があると云いましたが、
基本的な本文の内容をおさえておけば失礼には当たらないので心配いらないですね。
ただ、遅くなったとしてもきちんとご挨拶することは大切です。
忘れずに送りましょうね。
今回お伝えしたいことは以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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